日本の焚書

焚書の中にこそ真の日本の心が存在する。その信念のもと、焚書や検閲などによって失われた、あるいは表に出ることのなかった思想や記録に目を向け、日本の心のもう一つの側面を探っていくカテゴリーです。
何が消され、何が残されたのか。
その選択の背後には、時代ごとの価値観や社会の空気、そして権力の意図が静かに映し出されています。
表に残された歴史だけでなく、あえて語られなかったものにも光を当てることで、
日本という国の本質に、より深く近づいていきます。

日本の焚書

自由党と改進党――「板垣死すとも自由は死せず」日本に政党が生まれた日|菊池寛『大衆明治史』を読む 第6回

会津の戦場で板垣退助が考えた「楽しみも憂いも分かち合う国」。「板垣死すとも自由は死せず」の自由党と、大隈重信の改進党が生まれるまで。菊池寛『大衆明治史』の第六章を、当時の見方には注を添えて現代語で読みます。
日本の焚書

十四年の政変――大隈重信が一夜で政府を追われた日|菊池寛『大衆明治史』を読む 第5回

開拓使官有物払い下げ事件をきっかけに、大隈重信が一夜で政府を追われた明治十四年の政変。そして決まった国会開設。菊池寛『大衆明治史』の第五章を、当時の見方には注を添えて現代語で読みます。
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西南戦争――「もう此処らがよからう」城山に散った西郷隆盛|菊池寛『大衆明治史』を読む 第4回

「俺どんの身体を上げまつせう」――私学校の若者たちのために立った西郷隆盛と、田原坂・可愛岳・城山へと続いた最後の内戦。菊池寛『大衆明治史』の第四章を、当時の見方には注を添えて現代語で読みます。
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マリア・ルーズ号事件――横浜に来た奴隷船と、二百三十人の解放|菊池寛『大衆明治史』を読む 第3回

明治五年、横浜に入った南米ペルーの船は、二百人あまりの中国人を運ぶ奴隷船だった。副島種臣と大江卓が欧米の反対を押し切って全員を解き放った事件を、菊池寛『大衆明治史』の第三章から、注を添えて現代語で読みます。
日本の焚書

征韓論決裂――西郷と大久保、竹馬の友が袂を分かった日|菊池寛『大衆明治史』を読む 第2回

朝鮮への使節をめぐり、西郷隆盛と大久保利通が真っ二つに割れた明治六年の政変。「ばかな、そんなのんきな話があるか」――菊池寛『大衆明治史』の第二章を、当時の見方には注を添えてわかりやすく現代語で読みます。
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廃藩置県――一夜で藩が消えた日|菊池寛『大衆明治史』を読む 第1回

明治四年、二百六十の藩が一夜で消えた廃藩置県。迷う木戸と大久保に「拙者が全部引き受ける」と言った西郷隆盛。菊池寛『大衆明治史』の第一章を、戦時中の見方には注を添えてわかりやすく現代語で読みます。
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